2010年10月18日月曜日

ジョンスカリーApple元CEOが語るスティーブジョブズ成功の秘密



Apple元CEOジョン・スカリーが、元同僚スティーブ・ジョブズについての初めてのインタビューに応じた記事です。まずは、ざっと二人の関係をおさらいしておきましょう。

「このまま一生、砂糖水を売りつづけるのですか。世界を変えるチャンスをものにしたいと思いませんか。」1983年、ジョブズはこう言って、当時ペプシの重役だったスカリーを口説きました。

その後、二人は共同経営者としてAppleを指揮していましたが、その後の仲違いで1993年にジョブズ氏はAppleを追われることになります。

以下、スカリーが説明する、ジョブズが偉大な製品を生み出してきた方法論12項目の超訳になります。

1.美しいデザイン
彼はイタリア車のデザインの研究をすると言い出した。当時のシリコンバレーのカルチャーからは想像もできないこと。

2.ユーザー体験の重視
製造からiTunes・出版・マーケティング・店舗運営に至るまで首尾一貫してユーザー体験を重視。

3.前もって市場の反応を求めることはしない
まだ誰も見たことがないものについて人々に尋ねても無駄。

4.完璧主義
全てにおいて入念で慎重。

5.未来を見通す
彼はコンピュータがやがて一般消費者が使う製品になると信じていた。当時では馬鹿げた考え。

6.ミニマリズム
最も重要な決断は何をするかではなく何をしないか。常に物事を単純化・簡略化。

7.最上の人々を雇う
製品が存在する以前でも人々に自分のヴィジョンを信じ込ませるカリスマ性を持っている。自分のチームについては採用は人任せにせず自ら行う。

8.細部にこだわる
ソフト・ハード・アプリ・周辺機器・広告など全て。

9.組織は小さく
官僚的・非効率的な大組織を嫌う。自分のチームの全てのことを把握したがる。

10.よくない仕事は認めない
偉大な何かに立ち会っていると感じさせることで周囲を動機付ける一方、満足できない仕事は容赦なく退ける。

11.完成そのものにこだわる
市場を独占することが第一のビル・ゲイツとは違って、センスにこだわる。

12.システム全体を考えている
単なるデザイナーではない。

ざっと見ただけでも天才、カリスマ、神がかっている、あえて悪く言えば偏執狂的といったところでしょうか。並外れた人物であったことは確かでしょうね。

John Sculley: The Secrets of Steve Jobs’ Success [Exclusive Interview] | Cult of Mac

スティーブ・ジョブズ Iスティーブ・ジョブズ I
ウォルター・アイザックソン,井口 耕二

講談社